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乳児から6歳児までの食事について!

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わたしが検索した中で、都合の悪い内容なのかサーバーが見つからなくなっているサイトがかなりあります。

こちらもその一つのサイトなのですが、全く表示されません。
わたしのパソコン上だけの問題なのかも分かりませんが、わたしに対して表示をさせないアクセスさせないということは、世間に対しても知られたくない内容だと思っています。

サイトにアクセスはできませんが、コピーした内容がありますのでシェアしたいと思います。
とりあえず、アドレスも載せておきます。
(読みやすいように改行を入れています。)

ーーーーーー転載ここよりーーーーーーーー
Project Vega
http://www.project-vega.website/

拡張プラウト主義とは資本主義、社会主義に代わる新社会制度。お金のない世界があらゆる社会問題を解決することをまとめている。
地球人のルーツは人間が宇宙人からの遺伝子によって作られたことなど、現代人が知らない地球の歴史を物的証拠とともに解説している。

4章 食と農業 : 拡張プラウト主義
http://www.project-vega.website/p/chapter4-prout.html

○乳児から6歳児までの食事について

こういった考えを基本とし、次にナチュラルハイジーンを奨める松田麻美子著の「子供のからだは家族が守る!子供たちは何を食べればいいのか」から見ていく。

•乳児にすすめる食事(誕生〜六ヶ月)

新生児から生後六ヶ月までの赤ちゃんにとって、最も理想的な食事は母乳です。
どんな動物のミルクも、その動物の赤ちゃんが成長していくのに必要なものを、最も完璧に満たすことができるようにつくられています。
そしてそれは人間にとっても当てはまります。
母乳こそはヒトの赤ちゃんにとって自然が与えてくれた完璧な食べ物であることは、何百年もの長い歴史の試練に耐えてきたことが証明しています。

【母乳の出が悪いときの対応策】

九十五%の女性は授乳可能です。
母乳がたくさん出なかった場合には、もっと頻繁に授乳をしてみることです。頻繁に授乳すればするほど、母乳が多く出るようになります。
また、水分の豊富な果物をたくさん食べるようにするのも効果的ですが、それでも母乳の出が悪いとしたら、それは母親の栄養摂取が不十分だったり、ストレス過多、睡眠不足などが原因です。

【離乳はいつから始めるべきか】

離乳はけっして急ぐべきではありません。
「長く授乳をしていると独立心がつかない」といわれたりしていますが、それは真実ではないようです。
赤ちゃんに離乳の準備ができていないうちに、母親の意思で離乳をさせてしまうのではなく、自然界の動物たちと同じように、赤ちゃんに不安感を与えず、自然のペースで離乳させていくほうが、赤ちゃんにとって幸せで、独立心のある子供に育つことを証明している研究もあるのです。
四か月から六か月の間も、母乳にまさる食事はありません。この時期はまだ赤ちゃんの消化器官は固形食を受け入れられるように十分発達していません。消化酵素も揃っていないのです。

赤ちゃんの体は、最初の二年間は母乳だけでも育つようにつくられているのですから、離乳はその間に徐々に行っていけばよいのです。

生後四か月から六か月の時期に、母乳と併用しておすすめしたいのが、果物のジュースと野菜ジュースです。果物のジュースはたいていの赤ちゃんが生後二週間から受け入れることができます。

生後六か月では毎日一カップ程度の果物ジュースを、一回の授乳の代わりに飲ませるようにします。生後六か月近くになると、母乳からの鉄の供給量が低下してくるため、野菜ジュースは鉄分補給に最適です。野菜ジュースは、緑葉野菜(サニーレタス、リーフレタス、小松菜、ホウレンソウ、ケールなど)と、少量の赤ピーマン、セロリ、キュウリ、ニンジン、ビートなどをジューサーにかけます。
特に赤ちゃんが汗をかく夏の間は、キュウリはすばらしい水分補給源となります。ただしニンジンは炭水化物系食品で、四か月から六か月の赤ちゃんの消化器官ではまだ十分に消化できませんので、あまりたくさん使わないように注意してください。
 
一般には四か月目に入ると穀類(重湯やお粥など)を与え始めるようですが、穀類は一歳になるまで食べさせるべきではありません。
みなさんの読んだ育児書には、こんなことは書かれていないと思いますが、ナチュラル・ハイジーンの医師たちは一〇〇年以上も前からそうすすめています。
歯が一〜二本生えたからとはいえ、一歳未満の赤ちゃんは、まだ消化器官が穀類を消化できるように発達していないため、正しく消化することができないのです。そのため、消化器官の中で発酵し、消化のトラブルが起こります。

また、穀類の中のタンパク質(グルテン)は、母親の免疫グロブリンを受け取るために、吸収しやすくなっている腸壁から吸収されていき、アレルギーを引き起こすリスクも高まります。
穀類、特に、米、アワ、ヒエ、蕎麦、コーンミール、小麦、オートミール、大麦、ライ麦のようなグルテンを含む穀類は、一歳になるまで食べさせないように注意してください。
ただし、キアヌ、アマランサスは、六か月の赤ちゃんでも、問題なく受け入れられるようです。

•離乳食(六〜二十四か月)

【最初の固形食、それは果物】

赤ちゃんが完全に固形食を食べられるようになったときとは、自分の手で食べ物を持って食べることができるときです。多くの場合、赤ちゃんはお母さんが食べているものを食べたいのではなく、まずどんなものなのか口に入れて試してみたがるのです。おもちゃを調べるのに口に入れて感触から探るのと同じ感覚です。スポック博士は次のように述べています。
「赤ちゃんが固形食を食べるようになるときこそ、親にとって最大のチャンスです。
その子が一生を通じてすばらしい健康状態を保てる食習慣をこのとき教えてあげることができるからです。しょっぱいものや脂っこいものへの嗜好はごく幼いうちに形成されてしまいます。赤ちゃんにヘルシーな食べ物を紹介する親は、その子が生涯にわたって持ち続けられる食習慣をつけてやることになるのです」

そうした点からも、赤ちゃんに食べさせる最初の固形食は、当然果物であるべきです。
最初に果物の味覚を覚えさせておけば、塩、脂肪、コレステロールを多く含む食品を好んで食べたがる味覚を形成するようなことにはならないからです。
果物は赤ちゃんの未発達の消化器官でもすんなりと受け入れることができ、この世で最もヘルシーで安全な離乳食です。準備に時間がかからないうえ、赤ちゃんの成長に必要な栄養を豊富に与えてくれます。

果物は必ず完熟したものを選びます。皮が黄色いバナナはまだ熟していませんから、食べさせないように注意してください。皮に茶色の斑点が出てきたときが食べ頃です。
熟す過程で、その中に含まれている酵素が予備消化をしてくれるため、バナナの炭水化物は完全に糖に変えられているのです。
したがって、消化器官に負担をかけずに容易に吸収し、利用することができます。

赤ちゃんに新しく紹介する果物は、一度に一種類だけにします。そして、四〜五日は同じものを食べさせるようにします。
これは赤ちゃんがその果物に対して、フードアレルギーを起こさないかどうか見るためです。
そのサインはお尻に湿疹が出ることです。
赤ちゃんにバラエティーに富んだ食べ物は必要ありません。
本当にお腹がすいていれば、赤ちゃんは毎日同じ食べ物でも喜んで食べます。
こうしているうちに赤ちゃんはその食べ物に慣れていき、次の新しいものを試す準備が整います。

次の新しい食べ物を紹介するのは、一歳未満では最低二週間おいてから、それ以上では四〜五日おいてからにします。
いくつかの果物に慣れてきたら、イチゴ、ブルーベリー、キウイ、パイナップルなどのいずれかをつぶし、アボカドといっしょにミキサーにかけてミックスしたものを食べさせましょう。

【二番目は温野菜、三番目は雑穀】

新鮮な果物を食べさせてから二〜三週間したら、軽く蒸した野菜をピューレ状にしたものを試してみます。
ブロッコリー、ホウレンソウ、小松菜、インゲン、アスパラガスなどの緑葉野菜や、グリーンピース、ズッキーニ、スカッシュ(ウリ科の野菜、スクワッシュ)、キャベツ、芽キャベツ、ニンジンなどを蒸してピューレ状にしたものです。

小型のグラインダーかミキサーにかければ、ほんの二〜三秒でできてしまいます。
サツマイモやジャガイモなどは、オーブンで焼くか、蒸してからつぶして与えます。
赤ちゃんはサツマイモが大好きです。
オーブンで焼いたジャガイモ(ベークドポテト)に、つぶしたアボカド少量を加えて混ぜてもいいでしょう。

アボカドはつぶすか、またはそのままスプーンですくって与えます。
カボチャは多重層鍋を熱し、四〜五㎝に切ったカボチャを皮が下になるように並べ、ふたをして二〇〜二五分弱火で加熱するだけで、おいしく食べられます。

砂糖や醤油といっしょに出し汁で煮る必要はありません。こうすればよけいな塩や砂糖をとらずにすむだけでなく、なにより手間がかかりません。赤ちゃんには、果肉の部分をスプーンですくって食べさせます。

先にもお話ししましたが、一歳以前に与えても消化にトラブルを起こさない穀類は、キヌアやアマランサスなどの全穀類です。二・五〜三倍の水とともに火にかけ、沸騰したら、弱火で水気がなくなるまで炊きます。

これを少量の水または、加熱したカボチャやサツマイモ、ニンジン、スカッシュ、ズッキーニなどといっしょにミキサーでピューレ状にします。
米やパン、麺類、オートミールなどを食べさせるのは一歳を過ぎてからにします。

【母乳のヘルシーな代用品とは】

母乳に代わるすばらしくヘルシーなミルクがあります。それは、ナッツミルクやシードミルクです。
アーモンドやカシューナッツなどの木の実や、ゴマ、ヒマワリの種でつくります。
また豆乳も牛乳よりずっと良い選択です。
ヤギのミルクが手に入るようでしたら、離乳期を過ぎた段階から、飲ませてもいいでしょう。
ヤギは人間の体と大きさが近いため、牛のミルクのようにアレルギーを引き起こすことが少ないからです。

離乳期に牛乳を飲ませることだけはすべきではありません。
牛乳は様々なアレルギー、耳の炎症、小児糖尿病、貧血、肥満、ガンなどと密接に関連しているからです。
「七か月から十二か月の赤ちゃんに牛乳を与えると、腸から失う血液の量が三〇%増加し、便の中にかなりの鉄を失う」と『Pediatrics(小児科学)』が報じています。

★ナッツミルク(アーモンド、またはカシューナッツのミルク)

•作り方 アーモンド三〇グラム(約大さじ3を水に二時間以上浸し、熱湯に二分浸して皮を剥いてもの)をミキサーにかけて粉にする。
次に、水(蒸留水か湯冷まし)1カップ、デーツ(ナツメヤシの実)1粒(手に入らない場合は黒砂糖小さじ二分の一)、バニラエッセンス数滴を加え、数分撹拌し、こし器でこし、すぐに飲ませる。冷蔵庫で二四時間保存可能。アーモンドの代わりにカシューナッツを使うことも可能。

★シードミルク(種子類のミルク)

•作り方 約二時間水に浸しておいたヒマワリの種大さじ2、洗いゴマ(白)大さじ1の水気を切り、ミキサーにかけてペースト状にする。
そこへ水(蒸留水か湯冷まし)1カップ、デーツ1粒または黒砂糖小さじ二分の一(好みで)を加えて、数分撹拌し、こし器でこし、すぐに飲ませる。冷蔵庫で二四時間保存可能。

『乳児の食事スケジュール』

•午前6時 母乳
•午前9時 果物または果物のジュース
•午前11時〜12時 母乳
•午後3時 野菜ジュース
•午後5時 サツマイモかジャガイモ、あるいはキアヌかアマランサスと温野菜をピューレ状にしたもの
•午後8時〜9時 母乳
•深夜 母乳が必要な赤ちゃんには母乳を飲ませる

離乳はけっして急ぎすぎる必要はありません。果物を与えても赤ちゃんが関心を示さず母乳を欲しがるようでしたら母乳を与えます。離乳には時間をかけ、ゆっくりと固形食に慣らしていくようにしてください。

『離乳期にも動物性食品は必要なし』

非常に多くの母親たちが、「離乳を始めたら、肉や魚、卵、粉ミルク、牛乳などで栄養を与えないと、赤ちゃんは成長していけないのではないか」と思っています。
みなさんの想像に反して、プラントベース(植物性食品中心)の離乳食のほうが、赤ちゃんはずっとヘルシーに成長していくことができます。

ただし六か月から一歳までの間の成長率は、母乳だけのときと比べると横ばいの傾向があり、赤ちゃんの標準的な成長率よりも低くなっています。
これは、ベジタリアンの赤ちゃんにとってはノーマルなことなので、心配するには及びません。

一般に用いられている赤ちゃんの標準的な成長率の表は、粉ミルクを併用する典型的な育児を基準にしていますので、赤ちゃんはロケット燃料を入れられたように超スピードで成長していくのです。
ベジタリアンの食事でも、母乳を飲んでいたときと同じ成長率で成長しているかぎり心配無用です。

ベジタリアンの赤ちゃんは、一般に身長の伸び率は標準並ですが、体重のそれは標準よりやや少なめです。
大人でもベジタリアンの体重は標準値より少なめですが、人生のどの時期でも、太っているよりやせているほうが健康で長生きすることは、さまざまな疫学的研究が証明しています。

この時期、気をつけなければいけないことは、水分が多くエネルギー濃度(カロリー)が低い果物やジュース、緑葉野菜や生野菜で赤ちゃんの小さなお腹をいっぱいにさせてしまうと、成長に必要十分なのエネルギー(カロリー)がとれなくなり、体重の増加率が鈍るという点です。

大人は、カロリー量が半分のものを食べるときは、食べる量を二倍に増やすことができますが、消化器官の小さい赤ちゃんにはそれができません。
そこで、果物や野菜だけではなく、サツマイモやジャガイモ、キヌア、アマランサス、アボカドなどといった高エネルギー食品を毎日必ず食べさせる必要があります。

【市販のベビーフードについて】

濃縮ジュースから缶詰、瓶詰、レトルト、フリーズドライなど、いろいろなベビーフードが出回っています。
しかし、これらのベビーフードは、離乳期の赤ちゃんにとって、理想的な離乳食ではありません。
イギリスのロバート•マッカリソン医学博士は、「中年を過ぎた人を不可抗力で死なせてしまう原因は、有害細菌ではなく、人生の最初に与えられた牛乳か人工的なベビーフードであることがままある」と述べています。

ナチュラル・ハイジーンの教えるヘルシーな食べ物の判断基準の一つは、それが果樹園や畑からきたものか、それとも工場からきたものかという点にあります。
赤ちゃんの主食として食べさせるものが、工場からきているものだとしたら、それらのものには命がありません。死んでいるのです。
もちろんたいていの赤ちゃんは、命のないものを食べていても生きながらえることはできますが、人生の初期の頃から、生命力のないものを食べさせられる赤ちゃんは、そのために健康の質を低下させるという大きな犠牲を払いながら、生きていくことになるのです。

その結果が、マッカリソン博士が指摘している早すぎる突然死や生活習慣病です。
繰り返し述べてきたように、生活習慣病は大人になってからの生活習慣の誤りが原因ではありません。
幼いときからの生活習慣の誤りの積み重ねの結果です。
親が便利さを優先すると、子供が苦しむことになります。

また、メーカーの言う「着色料、保存料、香料、化学調味料は使用していません」という表示にも注意が必要です。
工場でつくられるベビーフードには、たいてい、塩や砂糖、植物油、バター、肉エキス、アミノ酸などが加えられているのです。
これらは体にとってヘルシーなものではありません。
したがってよほどの場合以外、市販のベビーフードは使用しないに越したことはありません。
使用する場合には、オーガニック野菜を使ったものがおすすめです。

•二〜六歳児の食事

【幼児のための食事ルール】

母乳に加えて、新鮮な生の果物、野菜、温野菜、イモ類、全穀類など、プラントベース(植物性食品中心)の食べ物でお腹がいっぱいになるようにさせます。
食べ物の好みは二〜三歳で形成されるため、良い食習慣をつける際に役立つ食事のルールとして、ハーバート•M•シェルトン博士は次のような六項目をあげています。

①自然なものを与えること。
すなわち、加熱、加工、加熱殺菌されていないもの、混ぜものをして質が落とされていないもの、薬物が混入していないものを与えること。
混ぜものとは、塩、砂糖、油、化学調味料、食品添加物などのことです。
ナチュラル・ハイジーンでは、基本的にこれらの使用はすすめていません。
和食のときは、砂糖、塩、醤油は不可欠となります。
幼児の食事では大人以上に薄味にします。
幼いうちに塩への嗜好をつけさせてしまうと、やがて高血圧は避けられなくなるからです。
高血圧は遺伝ではありません。家庭のレシピ(おふくろの味)により代々伝えられていくのです。

②食べさせすぎないこと。
一日三度、適度な量の食事を食べさせること。

③シンプルな食事を与えること。

④決めた時間以外に食べ物を与えないこと。

⑤熱があるとき、体調の悪いときは食べさせないこと。
お腹の調子が悪い、気分が悪い、興奮している、疲れている、ひどくイライラしている、寒けがする、痛みがある、元気がないといった状況にあるときは、食事を与えないこと。

⑥果物は加熱しないこと。

【二歳以上の幼児向けおすすめメニュー】

①朝食
絞りたてのジュースか、新鮮な果物を与えます。ジュースは一度に二〇〇ml以上与えないこと。
ゆっくり噛むように飲むことを教えます。果物は二〜三個が目安です。

②昼食
次のメニューのうちからいずれかを選択してください。
★ミカン3個かオレンジ2個、加えてサラダ菜かリーフレタス、セロリ、アボカドを適量
★スモモ、モモ、ネクタリン、リンゴ、ナシ、洋ナシなどを一種類、加えてセロリ、白菜を適量
★イチジク(生)2個、プラム1個、加えてセロリ、レタスを適量
★グレープフルーツ、セロリ、サラダ菜、カシューナッツ(またはクルミ、松の実、ヒマワリの種、カボチャの種)
★マンゴー、セロリ、サニーレタスを適量
★パパイヤ、セロリ、キュウリを適量
など。

③夕食
次のメニューのうちからいずれかを選択してください。
生野菜は小さく切って食べさせます。食べ慣れるまでは、少量にします。
なおレタスは、栄養価の低い丸いものではなく、緑の濃いレタス(サニーレタス、リーフレタスなど)を使ってください。

★キュウリ、セロリ、レタス、トマト、インゲン、赤ピーマン、木の実か種子類
(注)アーモンドやクルミなどは、五歳以前ではよく噛めません。親があらかじめ噛んで食べさせるか、みじん切りにするか、あるいはナッツバターやヒマワリやカボチャの種のバターなどを与えます。松の実は食べやすいです。
また水に浸しておいた木の実をミキサーでペースト状にし、これにトマトを加えて撹拌(かくはん)し、さらにほかの野菜とともになめらかになるまでミキサーにかけると、野菜のクリームスープができます。
★キュウリ、セロリ、レタス、ピーマン、ブロッコリー(それぞれ生、細かく切る)、アボカド、焼きイモ(好みで)
★キュウリ、セロリ、トマト、ニンジン(生、千切り器で千切りに)、クルミか松の実
★キュウリ、セロリ、絹サヤ(生)、レタス、カボチャ(多重層鍋で加熱)かベークドポテト
★玄米粥、キュウリ、セロリ、赤ピーマン、カリフラワー(それぞれ生、細かく切る)
など。

④おやつ
おやつを与える場合は、果物、木の実、種子類、スムージー、ドライフルーツでつくったお菓子、または野菜のスティックを与えます。

これらはこの世でいちばんヘルシーなおやつです。
スポック博士もおやつに果物をすすめています。
砂糖や塩、バター、トランスファット、精製穀類でできたお菓子類は、肥満やさまざまな病気の要因となるからです。
家庭で自然のものだけを与えていれば、外で不自然な加工品を与えられる機会があっても、子供はあまり関心を示しません。
 
またお菓子をご褒美として与えないよう気をつけてください。
いい子にしていたらチョコレートがもらえる、サラダを食べたらデザートがもらえる、などという取り引きを子供に覚えさせてしまうと、ヘルシーな食習慣をつけさせることができなくなります。
 ついでですが、テレビを自動子守り機として使っていると、子供はコマーシャルの影響で、好ましくない食習慣への好奇心を助長させ、親のコントロールがむずかしくなるので注意が必要です。

◯妊娠中の食生活

【妊婦にとってベストの食事】

生まれてくる赤ちゃんは、自分の健康の質を自分で選ぶことはできません。
赤ちゃんが生涯にわたって保ち続けていかなければならない体の健康は、妊娠中はもちろんのこと、厳密に言えば、妊娠以前から母親が選択し行ってきた食習慣やライフスタイルによって決定されてしまうのです。

母親のライフスタイルが間違っていると、生まれてくる子供は健康上のさまざまなトラブル(病気や障害)という大きなツケを、一生涯背負っていかねばならなくなります。
したがって子供を持つことを考えている女性は、妊娠以前から、「最良の食べ物」を「ベストの組み合わせ」で「適量」とることに、細心の注意を払うようにするべきです。

妊婦にとってベストの食事とは、すべての人々にとってそうであるように、新鮮な生の果物、野菜、木の実や種子類、イモ類、全穀類、豆類、海藻、スプラウツ(発芽類)などのプラントベース(植物性食品中心)の食事です。

これらの食べ物を正しい組み合わせでとっていれば、妊婦は赤ちゃんの健全な発育と成長に必要な炭水化物、タンパク質、必須脂肪酸、ミネラル、ビタミン、酵素、抗酸化物質、ファイトケミカル類、食物繊維などの栄養をすべて十分にとることができます。
もちろん妊婦自身の健康も維持されます。

【肉や魚、乳製品からタンパク質をとってはいけない】

妊婦は赤ちゃんの体の細胞をつくるために、良質のタンパク質をたくさんとるように言われますが、妊婦に必要なタンパク質の量はふつうの女性より一日当たりわずか一〇g増やすだけでよく、それは木の実や種子類、豆類や大豆製品、全穀類、緑葉野菜から十分摂取することができます。

日本の医師や栄養士は「良質なタンパク質とは、赤身肉や魚、牛乳・乳製品のことだ」と信じ込んでいて、植物タンパクのほうがずっとヘルシーな選択であることを理解していません。
動物性食品は確かに高タンパク食品ではありますが、コレステロールや脂肪、環境汚染物質も大量に含んでおり、妊婦にとっても胎児にとってもヘルシーなものではありません。

朝食にはたっぷりの果物と少量(三〇g〜五〇g)の木の実や種子類を、そして昼食と夕食には、積極的に豆類(豆腐、納豆、きな粉などの大豆製品を含む)、あるいは木の実や種子類を利用するようにします。

【牛乳は飲んではいけない】

たいていの産婦人科の医師は、妊婦の健康と赤ちゃんの健全な発育に必要なカルシウム補給のために、必ず牛乳を飲むことをすすめます。
学校給食制度のおかげで、牛乳は妊婦にかぎらず、「すべての人にとって絶対欠かせない必須食品である」といった考えがしっかりと定着してしまいました。

しかし、私たちは今こそ真実を見極める目を持たねばなりません。牛乳は牛の赤ちゃんにとっては完璧な食べ物であり、すばらしいタンパク・カルシウム源であることは間違いありません。しかし、ホモサピエンスとしての人間の体にとってはふさわしいものではないのです。

雌牛(めうし)はけっしてほかの動物のお乳をもらって飲むようなことはありません。
それでいてあふれんばかりのミルクを出すことができるのはなぜか、と考えたことがあるでしょうか。牛たちは緑の草を食べて、豊富なミルクをつくっているのです。

妊婦も新鮮な緑葉野菜や豆類、種子類、海藻を豊富にとっていれば、カルシウムは十分とることができ、生まれてくる赤ちゃんを健康的に発育させ、母乳をたくさんつくることができるのです。

特に小松菜、カブの葉、大根葉、ツルムラサキ、ロケットサラダ(ルッコラ)、野沢菜、ターサイ、チンゲンサイ、バクチョイ、春菊などの緑葉野菜はカルシウムの宝庫で、牛乳よりもずっと吸収が良いのです。
また、ゴマやヒジキもカルシウムを豊富に含む食べ物です。

ミカンやオレンジなどのような、カリウムとビタミンCを豊富に含む柑橘類は、カルシウムが失われるのをカリウムが防いでくれるばかりか、ビタミンCが骨の形成をスピードアップさせるので、妊婦は積極的にとるようにすべきです。

日光に当たることも忘れないでください。
日光に当たらないと、カルシウムを吸収させるために必要なビタミンDがつくられません。

【鉄分の補給は緑葉野菜で】

妊娠中は栄養と酵素を胎児に運ぶために、そしてまた胎児の血液をつくるために、鉄がよけいに必要だということから、鉄分を豊富にとることがすすめられますが、全穀類や豆類、緑葉野菜を豊富にとっていれば、妊娠中、鉄分が不足することはまずありません。

グリーンサラダは一日二回、緑の温野菜は最低一カップとるようにします。
貧血症の妊婦は、グリーンサラダやグリーンジュース(緑葉野菜のジュース)をとると、すぐに改善されます。

ーーーーーー転載ここまでーーーーーーーー

お子様の未来を守ってあげてください。

では、

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